フォールアウトでリアルな英語を学ぶ! シーズン1エピソード2

Fallout

今回はAmazon Primeのオリジナル作品、Fallout(フォールアウト)のシーズン1エピソード2 “The Target”で登場するフレーズを紹介!

Amazon Primeでエピソードを見る前の予習として、もしくは見た後の復習としてフレーズを学ぼう!

Falloutとは?:
大人気ゲームシリーズFalloutの世界を舞台としたドラマ作品です。

2077年に核戦争が勃発。その219年後、2296年のアメリカ・カリフォルニアが舞台。ルーシー、マキシマス、グールというバックグラウンドの異なる3名の登場人物を中心をしたエピソードが展開されていきます。

第1シリーズはエミー賞を受賞し、すでに続編の制作も決定した世界的に注目されている作品です。

このエピソードからは以下の4個の表現をピックアップして解説します。
また、以前取り上げた表現のうち今回のエピソードで登場しているものも記事の最後で紹介します。

※以下、各フレーズの横に本編の中での時間が記載してありますが、これはAmazon Prime Videoにおける各フレーズの登場タイミングです。

turn the tables

作中の登場箇所

本編29:06あたり。作中ではマキシマスが助けた浮浪者のセリフの中で登場
※作中では”How the tables turn”というセリフで使われている

意味

turn the tablesは「立場・状況が逆転する」という意味です。

諸説ありますが、この表現はテーブルゲームが由来になっていると言われています。

テーブルはかつてバックギャモンなどのボードゲームをする用途でよく使われていました。

テーブルを挟んで向かい合って遊ぶプレイヤーが、テーブル上のボードを180度回転させると、「ついさっきまで相手プレイヤーが使っていたサイドが自分側に来る」ことになります。

ここから転じて、立場・状況が逆転するという意味で使われるようになりました。
(出典:THE IDIOMS

例文

それでは、”turn the tables”の例文を紹介します。

1つ目のようにHow the tables turnとして皮肉っぽい表現にすることもできます。作中ではこの使い方がされています。

it would be safe to say/assume

作中の登場箇所

本編34:14あたり。ルーシーのセリフの中で登場

意味

it would be safe to say/assumeは「〜と言って差し支えない/〜と考えてもおかしくない」という意味です。多少控えめですが、何かを断定する表現です。

safeは安全なという意味の他にも「まず間違いない、ほぼ確実だ」という意味があります。

この「まず間違いない、ほぼ確実だ」という意味でsafeを使う場合は、”it would be safe to say”などのように後ろにsayやassumeなどが使われることが多いです。

そうするとit would be safe to sayは、「〜と言って差し支えない」という意味になります。

作中ではsayの部分がassumeなので「〜と考えてもおかしくない」という意味になります。

「safe→安全だ→~してもまず間違いない」と連想するとこの表現もしっくりくるかも

例文

それでは、”it would be safe to say/assume”の例文を紹介します。

a whole lot ~

作中の登場箇所

本編35:24あたり。作中ではフィリーの雑貨屋の女主人のセリフで登場

意味

a whole lotは「非常に、かなり」という意味です。

wholeは「全体の」という意味がよく知られていますが、「程度や規模が大きい」ことを表したい時にも使えるワードです。

whole=全体=程度や規模が大きい というイメージで紐づけて覚えよう!

上記の意味でwholeを使う時は、a whole + 程度や規模などを表す単語の形 で使われます。

作中ではa whole lot worseというセリフで使われているので「非常に悪い」という意味になります。

また、”a whole lot〜”は口語的でカジュアルな表現です。
文章に書きたいとき・フォーマルな場面では”signficantly”や”considerably”などを使った方が良いです。

例文

それでは、”a whole lot ~”の例文を紹介します。

work up an appetite

作中の登場箇所

本編7:53あたり。グールのセリフの中で登場

意味

work up a appetiteは「食欲がわく、お腹を空かせる」という意味です。

work upには「(欲などを)かき立てる」という意味があります。

workは働きかけるという意味が、upには上がってくるというニュアンスがあるため、「働きかけて上がってくる」→「(欲などを)かき立てる」という意味になります。

また、appetiteは食欲という意味の単語です。

レストランなどで出てくる前菜のことをappetizerと言ったりしますが、これも食事の最初に出てくる「食欲をそそるもの」という意味合いの単語です。

この2つを組み合わせてwork up an appetiteとすることで「食欲がわく」という意味になります。

例文

それでは、”work up an appetite”の例文を紹介します。

Falloutシーズン1エピソード2のフレーズ解説は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!

Falloutの他エピソードのフレーズ解説は記事はこちらです!ぜひ読んでみてください

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