今回はNetflixのオリジナル作品、Stranger Things(ストレンジャー・シングス)シーズン1エピソード5 “THE FLEA AND THE ACROBAT”で登場するフレーズを紹介!
Netflixでエピソードを見る前の予習として、もしくは見た後の復習としてフレーズを学ぼう!
Stranger Thingsとは?:
Netflixの超人気ドラマシリーズ。
1980年代のアメリカの田舎町ホーキンスが舞台のSFホラー作品。12歳の少年マイク・ダスティン・ルーカス・ウィルはいつも4人で遊んでいたが、ある日ウィルが突如として行方不明になる。ウィルの母や警察とともに捜索を続ける中、マイクたちはイレブンと名乗る謎の丸刈りの少女と出会い物語が展開していく。
エミー賞、ゴールデングローブ賞など様々な賞を受賞。2025年に最終シーズン配信予定。
このエピソードからは以下の3個の表現をピックアップして解説します。
また、以前取り上げた表現のうち今回のエピソードで登場しているものも記事の最後で紹介します。
go to a shrink
作中の登場箇所
本編3:33あたり。ウィルの父のセリフの中で登場します。
意味
go to a shrinkは精神科に行くという意味のフレーズです。
shrinkというと縮む・縮小するという意味の単語ですが、スラングとして軽蔑的に精神科医を指すこともあります。
20世紀のアメリカで使われ始めた表現で、Headshrink=首狩りが語源になっていると言われています。
(首狩りというのはかつて南アメリカやアフリカ、アジアなどの地域の一部の民族が行なっていた宗教的な慣行です。)
この首狩りを表すHeadshrinkが精神科医を表すスラングShrinkとして使われるようになった経緯にはいくつか説があるようです。
一つが頭の中に持つ悩みを減らす=Shrinkするという関連から使われるようになったものです。
もう一つは、当時人々から理解されず偏見を持たれ差別されていた精神病患者と、ヨーロッパの開拓者たちに理解されなかった首狩をする原住民族を照らし合わせているという説です。
(出典: https://www.online-psychology-degrees.org/why-are-they-called-shrinks/)
いずれにせよ、このshrinkという表現は精神病への理解が進んだ現代では時代遅れの表現で、かつ軽蔑的な意味を含むものであり、使うのは避けた方が良いでしょう。
今回は今から40年以上前の1980年代が舞台のStranger Thingsにおいてこういった表現が使われていたので紹介しました。
例文
それでは、”go to shrink”の例文を紹介します。
on edge
作中の登場箇所
本編21:57あたり。メガネの警察のセリフの中で登場します。
意味
on edgeは「不安である、緊張している」ことを表すフレーズです。
edgeにはふち、境界、端、へりという意味があります。
なので直訳すると「ふち、へりにいる」という意味でしょうか。
何かのふち、例えば崖のギリギリに立っている状態を想像する、少しバランスを崩すだけでここから落ちるんじゃないかと不安や緊張を感じますよね。
そこからイメージするとon edge→不安や緊張を感じている状態 と覚えやすいです。
例文
それでは、”on edge”の例文を紹介します。
that’s one word for it
作中の登場箇所
本編36:41あたり。ジョナサンのセリフの中で登場します。
意味
that’s one word for itは「まあそうとも言えるね、そういう言い方もできるね」という意味のフレーズです。
相手の発言に対して、皮肉っぽく返す際に使えます。本心ではそう思ってないけど「まあそうとも言えるね」というニュアンスです。
日本語だと「うん、まあ良く言えばそうかもね」みたいな返しが近いでしょうか。どちらかというとネガティブなイメージのあるフレーズです。
例文
それでは、”That’s one word for it”の例文を紹介します。
今回のエピソードで登場!以前紹介したフレーズ
out of mind
“out of mind”は本編2:X49あたりに登場します。以下の記事で解説しているので読んでみてください!
make up stuff
“make up stuff”は本編3:14あたりに登場します。以下の記事で解説しているのでチェックしてみてください!
Stranger Thingsシーズン1エピソード5のフレーズ解説は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!
続きの記事はこちら!
Stranger Thingsの他エピソードのフレーズ解説は記事はこちらです!ぜひ読んでみてください
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