今回はNetflixのオリジナル作品、Stranger Things(ストレンジャー・シングス)シーズン2エピソード1 “MADMAX”で登場するフレーズを紹介!
Netflixでエピソードを見る前の予習として、もしくは見た後の復習としてフレーズを学ぼう!
Stranger Thingsとは?:
Netflixの超人気ドラマシリーズ。
1980年代のアメリカの田舎町ホーキンスが舞台のSFホラー作品。12歳の少年マイク・ダスティン・ルーカス・ウィルはいつも4人で遊んでいたが、ある日ウィルが突如として行方不明になる。ウィルの母や警察とともに捜索を続ける中、マイクたちはイレブンと名乗る謎の丸刈りの少女と出会い物語が展開していく。
エミー賞、ゴールデングローブ賞など様々な賞を受賞。2025年に最終シーズン配信予定。
このエピソードからは以下の3個の表現をピックアップして解説します。
また、以前取り上げた表現のうち今回のエピソードで登場しているものも記事の最後で紹介します。
on the dot
作中の登場箇所
本編6:29あたり。ジョイスのセリフの中で登場します。
意味
on the dotは「時間ぴったりに」という意味のフレーズです。
直訳すると「点の上」になりますが、これは時計で考えるとわかりやすい表現です。
多くの時計盤には時刻を表す点が1分ごとに刻まれています。
時計の「点の上」はつまり、その点の上に時計の針がくるぴったりのタイミングを意味します。
そのため、例えばat 9 am on the dotであれば、9時の点の上で→午前9時ぴったりに という意味になります。
相手に時間を伝える際に、より厳密にその時刻を表したいときに使えるフレーズで、日常会話でもビジネスシーンでも使われます。
類似フレーズとしては、Right on time(時間ぴったりに)などがあります。
例文
それでは、”on the dot”の例文を紹介します。
from scratch
作中の登場箇所
本編13:19あたり。スティーブのセリフの中で登場します。
意味
from scratchは「最初から、ゼロから」という意味のフレーズです。
IT業界で働いている方はスクラッチ開発といったワードで聞き馴染みがある表現かもしれません。
scratchは引っ掻く、こする、かすり傷といった意味があります。
スクラッチくじも銀色の部分をこすってあたりを確認しますよね。
ではなぜfrom scratchで「最初から、ゼロから」という意味になるのでしょうか。
このフレーズの語源はスポーツにおける「スタートライン」から来ていると言われています。
(出典: https://www.merriam-webster.com/wordplay/from-scratch-word-history-origin)
例えば学校で徒競走をする際に、木の枝でスタートラインを引いたことはないでしょうか?
あれはまさに木の枝で地面を引っ掻いて線をかいています。
ここから転じてscratchはスタートライン→始まりというニュアンスを持つようになり、from scratchは「最初から、ゼロから」という意味で使われるフレーズになりました。
日常会話でもビジネスでも場面を問わず使えるフレーズです。
類似フレーズとしては、from the ground up(地道に一から)、start from zero(ゼロから始める)などがあります。
例文
それでは、”from scratch”の例文を紹介します。
lose track of time
作中の登場箇所
本編44:12あたり。ホッパー署長のセリフの中で登場します。
意味
lose track of timeは「時間を忘れた」という意味のフレーズです。
直訳すると「時間の跡を忘れた」という意味になります。
直訳でもなんとなく分かるかもしれないですが、時間の跡→時間がたった形跡→時間の経過 と連想するとイメージがしやすいかもしれません。
何かに熱中していたり、仲間と盛り上がって時間が経つのをすっかり忘れていた と表現したい時に使えるフレーズです。
類似フレーズとしては、be caught up in something(何かに没頭している)、get carried away(夢中になってやりすぎる)などがあります。
例文
それでは、”lose track of time”の例文を紹介します。
Stranger Thingsシーズン2エピソード1のフレーズ解説は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!
続きの記事はこちら!
Stranger Thingsの他エピソードのフレーズ解説は記事はこちらです!ぜひ読んでみてください
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