ビッグバン・セオリー シーズン1 エピソード1で英語学習

The Big Bang Theory

今回はThe Big Bang Theory(ビッグバン・セオリー)のシーズン1エピソード1で登場するフレーズを紹介!

動画配信サービス等でエピソードを見る前の予習として、もしくは見た後の復習としてフレーズを学ぼう!

あらすじ:
物理学者のLeonardとSheldonはLAのアパートでルームシェアをしているが、ある日彼らの向かいの部屋に金髪美女Pennyが引っ越してくる。Pennyに一目惚れしたLeonardは彼女と仲良くなろうと試行錯誤するが…

このエピソードからは以下の8個の表現をピックアップして解説します。

※以下、各フレーズの横に本編の中での時間が記載してありますが、これはAmazon Prime Videoにおける各フレーズの登場タイミングです。

to what end(本編05:15あたり)

to what endは「何のために、何の目的で」という意味です。

作中ではLeonardの発言を受けたSheldonが使っています。

この表現を理解するには”end”の意味を抑えるのが手っ取り早いです。

「終わり、最後」などの意味で使われるendですが、実は「目的、狙い」という意味もあります。
とある物事の終わり → 最終地点/目的地 → 目的、狙い といったニュアンスですね。

”end”に「目的、狙い」の意味があることを踏まえると、 to what end = 何のために、何の目的で という表現になることが理解しやすいと思います。

ちなみにですが、この他に”end”を「目的」という意味で用いるフレーズとして有名なものは、”the end justifies the means(目的は手段を正当化する)”などがあります。

最後に、to what endを使った例文を見てみましょう。

wind up(本編10:20あたり)

winds upは「(結局)〜になる」という意味です。

作中ではPennyが自分で考えている脚本のあらすじを紹介する場面で使っています。

正確な語源は不明とされていますが、windには「道が曲がりくねる、曲がった道を進む」などの意味があるので、wind up→「(紆余曲折を経て結局)〜になる」というイメージが近いでしょうか。

また、windの発音は/waɪnd/でカタカナ発音だと”ワインド”です。風を意味するwindの発音(/wɪnd/ ウインド)とは異なるので注意です。

それでは ”wind up”を用いた例文を紹介します。

「(結局)〜になる」というとネガティブなニュアンスに聞こえるかもしれませんが、そういうわけではありません。以下の2つ目の例文のように使うこともできます。

on top of everything(本編12:03あたり)

on top of everything elseは「それに加えて」「その上」という意味で、ネガティブな場面で使うことが多いです。

作中でも上記のようなネガティブなニュアンスでPennyが使われていますね。

嫌なことや困ったことがあった上で、さらにそれを悪くする要素が乗っかってくるというイメージです。

日本語でいうと泣きっ面に蜂的なニュアンスに近いでしょうか。 ”on top of everything else”を使った例文を紹介します。

That’s not to say(本編13:24あたり)

That’s not to sayは「だからといって・・・というわけでは無い」という意味になります。
作中ではLeonardがPennyとの関係について妄想する際にThat’s not to sayを用いています。

例えば、「彼は熟練の職人だ。だからと言ってミスをしないわけではない」と言いたい時に使います。

これを少し抽象化すると、「ある事象A(熟練の職人)は正であっても、それと関連する事象B(ミスをする)は必ずしも偽とは限らない」と表す際に用いられます。

“That’s not to say”を使った例文を紹介します。

いずれも直前の発言に関連するトピックについて「だからといって〜というわけではないんだ」と伝える際に使っています

out of my league(本編20:02あたり)

out of my leagueは「手が届かない」という意味です。作中でもLeonardが自分にとってのPennyを表現する際に使っています。

この表現はアメリカの野球のシステムが語源になっています。

アメリカの球団では選手の能力に応じてメジャー/AAA/AA/Aと選手の所属を振り分けています。

そこから「out of my league→自分の所属の外にある→能力的に手が届かない」といった意味合いで使われるようになりました。

“out of my league”を使った例文を見ていきましょう。いずれも魅力的なものや羨むもの、何かの目的に対して、手が届かないことを表すために使われています。

dinner is on me(本編21:19あたり)

~ is on meは「〜は私の奢りです」という意味です。作中ではLeonard、Sheldonとの会話でPennyが使っています。

一見分かりにくいですが、dinner is on me→私に夕食の支払いの責任が乗っている→夕食は私の奢り というイメージだと覚えやすいかもしれないです。

また、これとは別にtreatを用いて”It’s my treat”といった言い方でも表現できます。いずれも結構よく使われる表現です。

では”~ is on me”を用いた例文を見ていきましょう。

not to mention(本編21:36あたり)

“not to mention〜”は「〜は言うまでもなく、〜はもちろんのこと」という意味です。

Pennyとの妄想に耽るLeonardに対するコメントとしてSheldonが使っています。

mentionは「言及する」という意味なので、 言及する必要がないぐらい当たり前だけど → 言うまでもなく という表現で使われます。

spell out(本編21:54あたり)

spell outは「詳しく説明する」という意味になります。作中ではSheldonが使っている表現です。

「説明する」というとexplainが思い浮かびますが、spellには正しく綴るという意味があるためかspell outは「詳しく説明する」という表現になります。

「詳しく」という部分が強調されている点でexplainとは若干ニュアンスが異なります。

“spell out”を使った例文を見ていきましょう。いずれも「詳細に」というのを強調したい時に使われています。

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