今回はThe Big Bang Theory(ビッグバン・セオリー)のシーズン1エピソード14で登場するフレーズを紹介!
動画配信サービス等でエピソードを見る前の予習として、もしくは見た後の復習としてフレーズを学ぼう!
あらすじ:
Leonardはネットオークションでタイムマシンのミニチュアを落札したつもりが、届いたのは実物大の巨大なタイムマシンだった。いつもの4人で協力してなんとかLeonard宅まで運び入れるが…
このエピソードからは以下の5個の表現をピックアップして解説します。
※以下、各フレーズの横に本編の中での時間が記載してありますが、これはAmazon Prime Videoにおける各フレーズの登場タイミングです。
blow money on(本編1:19あたり)
blow money onは「お金を無駄遣いする」という意味です。
作中ではLeonardが使っています。
“blow”は「吹く、吹き飛ばす」などの意味がありますが、”money”と組み合わせて”blow money on〜”とすることで「〜にお金を無駄遣いする」という意味なります。
直訳すると「お金を吹き飛ばす」ですがそこから転じて「お金を無駄遣いする、浪費する」という意味で使われます。類語としては”waste money”などがあります。
”blow money on”の例文を紹介します。散財してしまったり、無駄なものにお金を使ってしまったと言いたい場面でカジュアルに使うことができる表現です。
when it comes to (本編4:54あたり)
“when it comes to~”は「〜に関しては」という意味です。作中ではSheldonが使っています。
直訳すると「~が来る時」となりますが、上記のような意味になります。
何か新しいトピックを話し始める際の導入としても使えます。
〜が来る時 → 〜の話題になった時 → 「〜に関しては」というイメージでしょうか。
類語としては、”in terms of”や”regarding”などがあります。
”when it comes to~”の例文を紹介します。文頭に置いて使うことも文末におくこともできます。
for what’s it worth(本編5:11あたり)
for what’s worth for itは「一応言っておくと、参考までに」という意味です。
作中ではSheldonがLeonardとの会話の中で使っています。
自分が意見を言う時に「別に聞き流してくれて全く構わないんだけど、一応言っておくと」のように、謙遜している感じを出す際に使います。
例えば、同僚が上司にこっぴどく怒られた場に自分も居合わせていて、その上司が去った後に落ち込む同僚を元気づけるため「一応言っておくと、お前はいつも頑張ってると思うよ」などと言う際に使えます。
自分が何を言っても、その同僚が落ち込む原因(=上司に叱責された、上司の心象を悪くしたetc.)を取り除くすることはできないけれど… というように自分の発言を下げるニュアンスで使われます。
以下に例文を紹介します。
on fire(本編11:55あたり)
on fireは「絶好調」という意味です。
作中ではSheldonが使っています。
“on fire”には「火がつく、燃えている」という意味ももちろんありますが、「絶好調」という意味もあり今回の場面ではその用途で使われています。
日本語でもやる気に火がつく という表現があったり、「火」にはそういったポジティブな意味合いもあります。
それと関連づけてon fire → 自分の調子に火がつく → 「絶好調」と覚えると良いかもしれません。
ちなみに、よくNBA(バスケットボール)の試合で、ある選手が連続で得点した時などにキャスターが、”He’s on fire!”と言ったりしますね。
”on fire”の例文を紹介します。
here’s the thing(本編12:02あたり)
here’s the thingは「つまり、要するに」という意味です。
作中ではLeonardが使っています。
会話の中で要点や自分の主張したいことを言うときにの前置きとして使われます。
日本語の「つまり、要するに」と同じような場面で使える言葉です。
直訳すると「ここに事があります」になりますが、ここの”the thing”を「話し手が一番伝えたいこと」であると解釈すると、
”Here’s the thing”→ ここに重要な事があります →「要するに、つまり」となり直訳と本来の意味がつながるのではないでしょうか。
同様の意味を表すフレーズとしては”The point is~”, “The thing is~”などがあります。
以下に例文を紹介します。
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