ビッグバン・セオリー シーズン1 エピソード7で英語学習

The Big Bang Theory

今回はThe Big Bang Theory(ビッグバン・セオリー)のシーズン1エピソード7で登場するフレーズを紹介!

動画配信サービス等でエピソードを見る前の予習として、もしくは見た後の復習としてフレーズを学ぼう!

あらすじ:
ある日Pennyの友人がPennyの家に転がり込んできた。彼女は見境なく誰とでも寝るらしく、そのことをPennyから聞いたHowardはすぐさま彼女のところへ飛んでいき…

このエピソードからは以下の5個の表現をピックアップして解説します。

※以下、各フレーズの横に本編の中での時間が記載してありますが、これはAmazon Prime Videoにおける各フレーズの登場タイミングです。

with a steep learning curve(本編4:03あたり)

with a steep learning curveは一般的に「習得が難しい」という意味でよく使われます。

作中ではSheldonが使っています。

ただ、この表現はlearning curve(学習曲線)の性質と整合が取れていないため誤用とも指摘されています。

どういうことかと言うと、 以下の図で示すように縦軸に習熟度、横軸に時間 を持つ学習曲線が、steep(急勾配)であるということはつまり「短い時間で素早く習得できる」ということになります。

そのため、”with a steep learning curve”は本来は「習得が簡単」という意味であり、 「習得が難しい」という使い方は誤っていると指摘されているわけです。

とはいえ、日本語でも誤用が定着しているケースは数多くあるので、 with a steep learning curve →「習得が難しい」と覚えてしまって問題ないかと思います。

現に作中でも博識かつ細かいことを気にするSheldonが「習得が難しい」と言う意味でこの表現を使っており、誤用とはいえ定着した表現であることがわかります。

“with a steep learning curve”を用いた例文を紹介します。

I’ll risk it(本編8:12あたり)

I’ll risk itは「一か八かやってみる」という意味です。

作中ではPennyがSheldonとの会話の中で使っています。

日本語でもよく使うriskには「思い切って〜をする」という意味もあり、I’ll risk itで「(危険は承知だけど)一か八かやってみる」という表現になります。

それでは例文を紹介します。
リスクがあることはわかった上で、そのリスクを取って行動を起こしてみる という意味で使われています。

walk someone through(本編14:09あたり)

walk someone through~は「(人)に〜を一通り詳しく説明する」という意味です。

作中ではSheldonが使っています。

walkには「歩く」だけではなく「付き添う」という意味もあります。

そのため、walk someone through → 物事を説明する際にその人の理解が深まるように一緒に付き添う → 一通り詳しく説明する というイメージだと掴みやすいでしょうか。

日本語でもビジネスの場などで「ウォークスルー」という言葉が使われるので、馴染みがある方も多いかもしれないですね。

“walk someone through”を使った例文を記載します。

put A ahead of B (本編14:50あたり)

put A ahead of Bは「AをBより優先する」という意味です。

作中ではSheldonが使っています。

直訳するとAをBの前に置くですが、ここから転じて「AをBより優先する」という表現で使われています。

直訳では「物理的にものを前に置く」ですが、ある2つの事柄を比較して、「どちらか一方を優先する」という意味で使うことができます。

“put A ahead of B”を用いた例文を2つ紹介します。

middle ground(本編19:12あたり)

middle groundは「妥協点」という意味です。作中ではHowardが使っている表現です。

middle groundは直訳すると真ん中の土地ですが、そこから転じて、異なる意見を持つ人の中間地点 → 妥協点という表現で使われます。

他にも妥協案を意味する類語としてcompromiseがあります。

また、middle groundには中立的な立場という意味もあります。

例文を紹介します。
1つ目は「妥協点」という意味で”middle ground”を使っていますが、2つ目は「中立の立場、中間の立場」という意味で用いています。

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