今回はThe Big Bang Theory(ビッグバン・セオリー)のシーズン1エピソード8で登場するフレーズを紹介!
動画配信サービス等でエピソードを見る前の予習として、もしくは見た後の復習としてフレーズを学ぼう!
あらすじ:
女性と話せないRajだが、両親が孫欲しさにRajの連絡先を幼馴染の女性に共有。すると幼馴染から早速連絡が来て2人は会う約束をすることになるが…
このエピソードからは以下の6個の表現をピックアップして解説します。
※以下、各フレーズの横に本編の中での時間が記載してありますが、これはAmazon Prime Videoにおける各フレーズの登場タイミングです。
get the hang of(本編7:15あたり)
get the hang ofは「コツを掴む」という意味です。
作中ではPennyがSheldonとの会話の中で使っています。
このフレーズの語源は分かっていないため決まり文句として覚えるしかないですが、 ネットで調べてみると、「斧の刃の部分を柄に取り付ける(=hang)作業が段々上達していく様から来ているのでは?」と考える方もいるようです。(出典:reddit)
語源としての真偽は不明ですが、表現を記憶する上でのイメージとして持っておくのも良いかもしれないですね。
では、”get the hang of it”を使った例文を紹介します。
be going through some stuff(本編7:45あたり)
be going through some stuffは「問題を抱えている/色々あって大変」という意味です。
作中ではLeonardがPennyとの会話の中で使っています。
go throughは「経験する/乗り越える」といった意味で使われますが、 現在進行形でbe going through とすることで「今まさに経験している/乗り越えている最中」→「今まさに大変なんだ」というニュアンスで使われます。
さらにsome stuffをつけることで、具体的に何が大変かは相手に説明せず「今色々あって大変なんだ」と伝えることができます。
このようにネガティブな場面で使われるフレーズです。
”be going through some stuff”の例文を紹介します。
people skills(本編9:08あたり)
people skillsは「対人スキル」という意味です。
作中ではSheldonがPennyとの会話の中で使っています。
素直に人々に関するスキル→対人スキル ということで覚えやすいかと思います。
people skillsに該当するのは具体的にはコミュニケーション能力やリーダーシップ、交渉力などです。
同じ意味を表す言葉としてsoft skillsもあります。こちらの方が日本では浸透していますね。
”people skills”の例文を紹介します。
for some reason(本編13:55あたり)
for some reasonは「何らかの理由で/どういう訳か」という意味です。作中ではSheldonが使っています。
このフレーズを理解する上で注目すべきなのはsomeの後の”reason”が単数形になっている点です。
some + 可算名詞の複数形では「いくつかの〇〇」という意味になりますが、 some + 可算名詞の単数形では「何らかの〇〇」というunknownに近いニュアンスになります。
上記を踏まえると以下のような違いになります。
・for some reasons → 理由がわかっていてそれが複数ある → 「いくつかの理由で」
・for some reason → 理由がはっきりわかっていない → 「何らかの理由で」
ちなみにfor some reasonsはあまり使われない表現で、「いくつかの理由で」と表現したい場合は”for several reasons”と言うのが一般的です。
それでは例文を紹介します。いずれもはっきりとした理由はわからないけれど という意味で使われています。
hit on(本編15:44あたり)
hit onは「口説く/ナンパする」という意味です。作中ではRajが使っています。
正確な語源は不明ですが、釣りの際に魚が餌をつついたり食いついたりすることを”hit on”と言うようなので、それに紐づけて”hit on” →「口説く/ナンパする」と覚えても良いかもしれないです。
また、”hit on”には「ふと思いつく」という意味もあります。
ただ、「ナンパする」として使われることの方が多いので、「思いつく」と言いたいときは”come up with”など別のフレーズで表現した方が無難かもしれないです。
”hit on”の例文を紹介します。
get something straight (本編16:01あたり)
get something straightは「はっきりさせる」という意味です。
作中ではRajの幼馴染が使っています。
straightには「真っ直ぐ」の他にも「正しい、はっきりした」という意味もあります。
日本語でも真っ直ぐな人というと裏表がない人、誠実な人、はっきり自分の意見を言える人のことを指したりしますが、英語の真っ直ぐ→straightにも同様のニュアンスが含まれていると言えるでしょう。
ということで“get something straight”は「(物事を)はっきりさせる」という意味で使います。
”get something straight”の例文を紹介します。 状況を整理したり、誤解をなくしたい場面などでよく使われる表現です。
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